小出道場 虎の巻

初心者の方からサブ3ランナーまで役に立つ小出監督のノウハウを順次お届けします。

バックナンバーはこちら

第9回 「冬のトレーニング」

2004年12月15日 更新

手袋や帽子で体の末端を温める

今年は師走になっても、暖かいね。 それでも、風は冷たくて強いので、走ったあとは風邪を引かないようにすぐに着替えよう。走っていて寒さを感じたら、長袖のTシャツにしたり、ランニング用の手袋をしたりするといいですよ。毛糸の帽子もいいね。体の末端を温かくしてあげると、冷えを防げます。

「冬は寒いから室内のトレーニングを教えてください」という質問をたくさんいただきました。 これはね、寒くても屋外を走ったほうがいいんですよ。走る筋力は走らないとつかないの。腹筋や背筋も大切ではあるけれど、それはあくまでも補強運動だからね。

 

雪が降っていても走れますよ

雪国のランナーもいるのかな? 雪が積もったら走れないか、というとそうでもない。厚着して体をうんと温かくして、雪用の短靴(=足のくるぶしまである靴)を履いて走ればいい。ヤッケを着て、手袋して、耳あてをして。雪の上を走るときは、ランニングシューズだと滑るから、雪でも滑らない短靴で走ってもいいんですよ。ただし、そうした靴は走る用途につくられていないから、そのまま走ると靴擦れしてしまう。厚めのソックスを履いたり、絆創膏を貼ったりして足のトラブルを防ぐといいね。また、雪の量によっては、靴のなかに雪が入ってきてしまう場合もあるから、そういうときは長靴で走ればいいんです。長めのソックスを履いてね。

冬の間、厚着をして、短靴で、雪の上を走っていたら、春になってランシャツ・ランパンで、ロードを走るときに、うんと早く走れるようになっていますよ。体がとても軽く感じるからね。ただし、雪がアイスバーンで滑るときは、無理に走るのはやめましょう。転倒して怪我をするといけないからね。滑らないところを選んで走るのが一番だけれども、どうしても走れない日は、雨の日と同じで、屋根のあるところで縄跳びなんかをするといいね。
また、クロスカントリースキーもいいですよ。これは最高。雪国でスキーをできる環境にある人は、冬の間、ランニングの代わりにクロカンスキーを積極的にしてみよう。脚にいい負荷がかかるから、うんと強くなれる。

 

マラソンレース後、3週目は風邪をひきやすい?

冬は本当に風邪に注意したいね。寒いから汗がすぐに冷えてしまうだけでなく、フルマラソンを走って3〜4週目は、実は風邪を引きやすいの。それまで一生懸命に練習をしてきて、フルマラソンのレースを走り終わると、気が抜けちゃって風邪をひいたり、体調が悪くなったりしやすい。レースが迫ってない人はそんなに心配しないでゆっくり治せばいいけれど、こじらせないように気をつけよう。

 

次回更新は12月22日(水)の予定です。

第10回テーマは「練習日誌」。
新年に向けて新調したい「目標」と「練習日誌」
練習日誌にはどんなことを書いて、どうやって使えばいいの?
練習日誌の有意義な利用法を、小出監督が教えます。
お楽しみに!

小出道場会員を募集しています(登録無料)

会員登録された方には「小出道場メールマガジン」をお届けします。小出監督へのQ&Aやプレゼント企画など、メルマガ読者だけの情報満載!

登録はこちらから